note SEO順位を76本で実測|14語の結果と、測るのが早すぎた話

「記事を何本か書けば、検索から人が来ますか」

コンテンツを始めるとき、いちばん最初に出てくる質問です。ただ、答えを自分の順位で見せている会社は、あまり見かけません。

私たちは広島でBtoBの営業支援をしている会社です。自社のnoteで、狙う語を決めて記事を76本書きました。そのうえで、狙っていた14語のGoogle順位を実測しました。

この記事では、その14語を全部出します。上位に入らなかった9語も、隠さずに書きます。

そして、先に自分の失敗を書きます。私たちは、測るのが早すぎました。 76本のうち30本は、順位を測るわずか25分から60分前に公開したものでした。


結論:14語のうち、順位が付いたのは5語でした

狙った14語のうち、順位が付いたのは5語でした。9語は測った範囲では見つかりませんでした。

狙った語 順位
LinkedIn 運用代行 アポ保証 1位
アポ保証 2位
LinkedIn 承認率 6位
LinkedIn コネクト 例文 15位
LinkedIn 運用代行 17位
ソーシャルセリング やり方 圏外
Sales Navigator 料金 圏外
営業代行 費用 相場 圏外
LinkedIn 投稿 ネタ 圏外
アポ獲得 単価 圏外
LinkedIn 運用代行 費用 圏外
LinkedIn 承認率 上げる 圏外
アポ保証 営業代行 圏外
営業メール 例文 圏外

出典: 自社noteの検索順位実測(hoshimi調べ)
計測: 2026年8月20日21時台。&pws=0 でパーソナライズを切って測りました。

この記事に出てくる3つの数字

同じ記事の中で、数の単位が3つ出てきます。先に分けておきます。

数字 何を指すか
85本 noteのアカウントに載っている記事の総数。2021年から2025年に書いた別テーマの記事9本を含みます
76本 今回、狙う語を決めて書いた記事。この記事の数字は、すべてこの76本の話です
28本 順位を測った時点で、Googleへの登録を確認できていた記事

先に、この数字の読み方を書いておきます
1つ目。この14語は、私たちが狙うと決めた語です。 検索する人が多い語とは限りません。「14語中5語」は勝率ではありません。
2つ目。順位は測った瞬間のものです。 Googleの順位は日々動きます。この記事を読む時点では違う数字になっている可能性があります。
3つ目。「圏外」は、私たちが見た範囲で見つからなかったという意味です。 何位まで見たかを、私たちは記録していませんでした。これは記録漏れです。
4つ目。この計測は、30本を公開した25分から60分後に行いました。 その30本は、まだGoogleにほとんど入っていません。測り直しは、まだやっていません。


この順位は、いつ測ったものですか

2026年8月20日の21時台です。ただし30本は、その25〜60分前に公開したばかりでした。

ここが、この記事でいちばん正直に書かなければいけないところです。

私たちは記事を分けて公開しました。先に46本を出し、そのあと30本を追加しました。30本を公開したのは、順位を測る25分から60分前です。

そのうえで、記事がGoogleに登録されているかも確認しました。結果は、はっきり分かれました。

なお、先に出した46本のうち、この日に確認したのは8月19日公開の24本だけです。残りの22本は、登録されているかどうかを確認していません。

確認した記事 登録されていた数
8月19日に公開した記事 24本のうち 24本
順位を測る25〜60分前に公開した記事 30本のうち 4本
残りの22本 この日は確認していません

出典: site: 検索での1本ずつの確認(hoshimi調べ・2026年8月20日21時台)

つまり、順位を測った時点で登録を確認できていたのは、76本のうち28本でした。

公開から30分でGoogleに入らないのは、おかしなことではありません。おかしかったのは、公開した直後に順位を測って、それを結果だと思ったことです。

第1に、この計測が無駄だったわけではありません。 8月19日に公開した24本は、確実に登録されていました。言えるのは、登録済みの記事だけで戦った結果が「14語中5語」だったということです。

第2に、9語の判定は、まだ終わっていません。 30本が登録されたあとに測り直せば、そこで初めて判定できます。その測り直しは、この記事を書いた時点でやっていません。

一方で、こう書くと計測そのものが意味を失うようにも見えます。そうは考えていません。早く測ったおかげで「早く測っても分からない」ことが分かりました。 これは、次に測る日を決めるための材料になります。


76本書けば、狙った語で上位に入れるのですか

入れませんでした。76本書いて、順位が付いたのは狙った14語のうち5語です。本数と順位は結び付きませんでした。

私たちが実際にやったことは、次のとおりです。

狙う語を決めて、noteに記事を76本公開しました。 内訳は、戦略を決めて書いた46本と、そのあと追加した30本です。ほかに2021年から2025年に書いた別テーマの記事が9本あり、アカウントの総数は85本になります。以下の数字は、狙って書いた76本の話です。

そのうえで、狙っていた14語の順位を測りました。結果は、上の表のとおり5語です。

さらに正直に書くと、1ページ目(10位以内)に入っていたのは3語だけでした。15位と17位は、ほとんどの人が見ない位置になります。

特に印象的だったのは、上位を取れた語ほど「狭い」語だったことです。1位だった「LinkedIn 運用代行 アポ保証」は3語の組み合わせです。一方で「LinkedIn 運用代行」という2語だけになると17位でした。


9語が圏外だったのは、記事の質が低かったからですか

言い切れません。ただし、登録が確認できていた記事の範囲では、語の選び方にズレが見えました。

先に断っておきます。この問いに、いまの私たちは答えを出せません。 圏外だった9語のうち、どれだけが「まだ登録されていないだけ」なのかを、切り分けていないからです。

そのうえで、登録が確認できていた記事の範囲で見えたことを書きます。

記事を書く前、私たちは狙う語を決めるためにnote内の記事本数を数えました。note内に記事が少ない語=空いている語、と考えたわけです。

この測り方は、Googleの順位を説明していませんでした。

狙った語 note内の記事本数 Googleの順位
LinkedIn コネクト 例文 3本 15位
アポ保証 10本 2位
ソーシャルセリング やり方 40本 圏外
LinkedIn 承認率 70本 6位
Sales Navigator 料金 100本 圏外

この5語は、狙った14語のうち、書く前にnote内の本数を数えていた語です。 残りの9語は、当時この数え方をしていませんでした。都合のよい5語を選んだのではなく、数字が残っている5語が、この5つしかありません。

なお「100本」には注意が必要です。私たちが数えた上限にちょうど並んでいます。 上限で頭打ちになった値かもしれませんが、数え方の記録が残っていないため確かめられませんでした。

出典: note内の記事本数は自社調査(書く前の時点)、順位は2026年8月20日実測(いずれもhoshimi調べ)

表を見てください。note内に3本しかない語で15位、70本ある語で6位です。 本数の少なさは、順位の高さにつながっていません。

理由は単純です。Googleの検索結果に並んでいるのは、noteの記事だけではありません。 企業がSEOのために作った記事、ツールの公式サイト、比較メディアが並びます。私たちが数えていたのは、そのうちnoteの分だけでした。

つまり、戦う相手を数えずに、戦場の一部だけを数えていたことになります。「営業代行 費用 相場」のような大きい語が全滅したのは、そのためだと考えられます。

一方で、この測り方が無意味だったわけではありません。note内で読まれるかどうかを見る材料にはなります。 検索順位の予測に使ったのが誤りでした。


記事の作りそのものは、ちゃんとできていたのですか

最終的にはできていました。ただし途中では、内部リンクの約90本が全部切れていました。

順位が出なかったとき、いちばん怖いのは「記事の作りが雑だっただけでは」という疑いが残ることです。そこで、公開した記事の状態を実測しました。

先に、途中の状態を書きます。ひどいものでした。

第1に、内部リンクが約90本、全部リンク切れでした。 書き手6人に渡した記事URLの一覧から、記号が1つ抜けていました。6人は渡されたとおりに正しく写しただけです。原因を作ったのは、一覧を渡した側です。

第2に、チェック役もこれを見逃しました。 「リンク先のタイトルは合っている」と報告していたからです。URLを一度も開いていませんでした。

第3に、あとから追加した30本は、本文の図が0枚でした。 先に書いた46本は全部2枚入っていたので、並べて比べるまで気づけませんでした。

全部直したあとに測り直した結果が、下の表です。

実測した項目 結果
公開した記事 76本
見出し画像 76本すべて設定済み(欠落ゼロ)
タグ 76本すべて設定済み(欠落ゼロ)
CTA3本 欠落ゼロ
本文の図 152枚
内部リンク 73本すべて正常(200応答)

出典: 自社noteの公開状態の実測(hoshimi調べ・2026年8月20日)

つまり「作りに欠落がない」と言えるのは、直したあとの話です。 3つとも、公開したあとに見つけました。公開前に気づけた項目は1つもありません。

さらに大事なことがあります。作りに欠落がなくても、Googleに登録されていなければ順位は付きません。 私たちが測った時点で、登録を確認できていたのは76本のうち28本でした。


狙った記事と違う記事が表示されるのは、なぜですか

同じテーマで複数の記事を書いたためです。気づいたのは14語のうち2語で、全部は数えていません。

計測して分かったズレの2つ目です。

ある語で検索すると順位は付くのに、表示されているのが、その語のために書いた記事ではないことがありました。別の記事が代わりに出ていたわけです。

気づいたのは「LinkedIn 承認率」と「LinkedIn 運用代行」の2語です。 14語すべてで確認したわけではないので、ほかにもある可能性があります。次の計測では「意図した記事が出ているか」も一緒に記録します。

第1に、これは「どちらか片方が消えた」という話ではありません。 両方の記事がGoogleから見えています。

第2に、Googleがどちらを出すかを選んでいます。 同じテーマで複数書くと、選ぶのは書き手ではなくGoogleになります。

第3に、結果として狙いが崩れます。 問い合わせに近い記事を上位に出したくても、遠い記事が出ることがあります。

私たちの場合、記事を増やす過程で同じテーマの記事が並んでしまいました。内部リンクや導線を、意図した記事の側に設計していても、入口が別の記事になれば効きません。

以上の結果から、同じテーマで書くなら、どの記事を「その語の代表」にするかを先に決めておく必要があると考えられます。


単語1つで上位に入れば、掛け合わせでも勝てますか

勝てるとは限りません。単語1つで2位でも、2語の組み合わせでは圏外になりました。

分かったズレの3つ目です。データを並べると、はっきりしています。

  • 「アポ保証」は2位でした
  • 「アポ保証 営業代行」は圏外でした
  • 「LinkedIn 承認率」は6位でした
  • 「LinkedIn 承認率 上げる」は圏外でした

同じ言葉を含んでいるのに、結果が正反対です。

つまり、単語が増えると、検索する人の目的が変わります。 「LinkedIn 承認率」を調べる人は、数字の相場を知りたいのかもしれません。「LinkedIn 承認率 上げる」を調べる人は、やり方を知りたいはずです。

求められている答えが違えば、上位に出る記事も入れ替わります。 単語1つで上位を取っていることは、掛け合わせの保証になりません。

一方で、逆の例もありました。「LinkedIn 運用代行」は17位ですが、「LinkedIn 運用代行 アポ保証」は1位です。掛け合わせのほうが強い場合もあります。 語が増えるほど不利、という単純な話ではないということです。


記事を増やしていくと、何が足りなくなりますか

受け皿の記事です。76本の実測では、入口が目安40%に対して57%、受け皿が33%に対して17%でした。

もう1つ、監査して分かったことがあります。記事の役割の構成比です。

記事の役割 設計時の目安 実測
入口になる記事(手順・ノウハウ) 40% 57%
受け皿になる記事(サービス紹介・まとめ) 33% 17%

※ 対象は、狙って書いた76本です。この表は、目安を決めていた2つの役割だけを抜き出したものです。 合計は100%になりません。残りは事例や調査の記事です。端数は四捨五入しています。
※ 目安の40%と33%は、私たちが書き始める前に自分で決めた配分です。 外部の基準ではありません。

出典: 自社noteの構成比監査(hoshimi調べ・2026年8月21日)

入口の記事は、書きやすいのです。 手順やノウハウは、やっていることをそのまま書けば形になります。だから増えます。

受け皿の記事は、書きにくいのです。 自分たちが何を提供しているかを、読む人の言葉で書き直す必要があります。だから後回しになります。

その結果、人は来るのに、来たあとの行き先が無いという形になります。私たちがまさにその状態でした。

一方で、この構成比は目標ではありません。目安からずれていること自体が悪い、という話ではないとも考えられます。ただ、ずれていることに気づかないまま増やし続けるのは危ないと実感しました。


この順位データは、どこまで信じてよいのですか

かなり割り引いて読んでください。測った時期が早すぎたことが、いちばん大きな弱点です。

弱点を4つ、順番に書きます。

第1に、測るのが早すぎました。 76本のうち30本は、測る25分から60分前に公開したものです。登録が確認できていたのは、そのうち4本だけでした。この記事の順位は、記事の実力ではありません。

第2に、14語は私たちが狙うと決めた語です。 検索する人が多い語を選んだわけではありません。極端に言えば、誰も検索しない語で1位を取ることもできます。「1位」という数字だけでは、価値は測れません。

第3に、1回きりの計測です。 2026年8月20日に、パーソナライズを切った状態で測った結果です。順位は動きます。同じ語を来週測れば、違う数字になり得ます。

第4に、圏外の9語がどのくらい遠いのかは分かりません。 何位まで見たかを記録していませんでした。すぐ下にいるのか、まったく届いていないのかで、打つ手は変わります。

では、なぜこの状態で出すのか。都合の悪い条件を伏せた順位表のほうが、読む人の役に立たないからです。 上位に入った語だけを並べれば、どんなメディアでも成功しているように見せられます。

私たちは、営業のデータでも同じ失敗をしています。 数え方の定義がずれたまま率を計算して、メールの送信を自動で止めてしまいました。あのときも、数字は正しく見えていました。順位も同じです。「いつ測ったか」「何位まで見たか」を書かなければ、5語という結果だけが独り歩きします。


この記事は、2,546本の分析の続きです

先に2,546本を分析して「何が伸びるか」を調べ、そのあと76本を書いて「何位に入るか」を測りました。

私たちは以前、noteの公開APIで記事2,546本を取得して分析しました。分かったのは2つです。量産中心の3アカウントは42〜54本を出して平均いいね2〜3.5だったこと。伸びていたのは個人の実体験と実数字を書いた記事だったことです。ただし量産型は3アカウントしか見ていないので、「量産は効かない」と言い切れるデータではありません。

2つの調査を並べると、こうなります。

第1に、何を書くかの方針は、いまも変えていません。 実体験と実数字で書く方針です。ただし今回の順位の計測では、この方針が正しかったかどうかまでは確かめられていません。 測っているのが順位だけだからです。

第2に、どの語で書くかの判断には、はっきりズレがありました。 中身の方針とキーワードの選び方は、別の問題だったということです。


よくある質問

何本書けば検索から人が来ますか

本数では決まりません。 私たちは狙う語を決めて76本書き、14語のうち5語に順位が付きました。同じ76本でも、語の選び方が違えば結果は変わったはずです。本数を目標にすると、外れた語のまま増やし続けることになります。

公開してから、どのくらいで順位を測ればよいですか

私たちの失敗から言えるのは「公開直後に測っても分からない」ことだけです。 何日待てばよいかの数字は、まだ持っていません。ただ、測る前に「その記事がGoogleに登録されているか」を確認するのは、すぐにできます。私たちはそれを後回しにしました。

キーワードの空き具合は、どうやって調べればよいですか

その語でGoogle検索して、上位10件に誰がいるかを実際に見てください。 私たちは媒体の中の記事本数で測って外しました。ツールの数字だけを見て、検索結果そのものを見ないのが、いちばん危ない進め方だと考えています。

同じテーマで複数記事を書くのはやめたほうがいいですか

やめる必要はありません。 ただし、その語の代表にする記事を先に決めてください。決めないまま増やすと、Googleがどれを出すかを選びます。私たちは実際に、意図した記事と違う記事が表示される語がありました。

note以外でも同じことが起きますか

分かりません。 今回測ったのは自社noteの結果だけです。ただ、「媒体の中だけを見て空き具合を測る」という間違いは、媒体が変わっても起こり得ると考えられます。

圏外だった9語は、あきらめるのですか

判断は、測り直してからにします。 30本が登録されたあとに同じ14語を測れば、そこで初めて「届いていない語」と「まだ入っていない語」が分かります。そのうえで、勝てる形に絞り込みます。


note SEOで順位を取るために、書く前に決めること

76本書いて、狙った14語のうち順位が付いたのは5語でした。ただし、その4割は測る直前に公開したものです。

私たちが今回いちばん強く反省したのは、順位の中身ではありません。結果が出そろう前に、それを結果として読んだことです。

そのうえで、書く前に決めるべきことは3つあると考えています。

第1に、その語のGoogle検索結果を実際に見ることです。 媒体の中の本数ではなく、上位10件に誰がいるかを見ます。

第2に、同じテーマの代表記事を決めることです。 決めないと、自分の記事同士で入口を奪い合います。

第3に、いつ測るかを先に決めることです。 公開日と計測日を分けて決めておけば、私たちのように早すぎる計測を「結果」と呼ばずに済みます。

そして、書いたあとに1つ。受け皿の記事を作ることです。 入口ばかり増えると、来た人の行き先が無くなります。

記事は増えているのに検索から人が来ない、という状態でしたら、まず検索結果を一緒に開くところから始めませんか。 狙っている語で誰が上位にいるかを、その場で数えます。数えてみると、勝てない語を狙い続けていたと分かることが少なくありません。

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この記事を書いた人
丸山 祐介/株式会社hoshimi 代表
広島でBtoBの営業支援(LinkedIn運用代行・フォーム営業・アポ獲得代行)をしています。前職のマーケティング会社ではCOOとして、営業利益を1年で5,000万円から2億円にしました。
自社ツールを内製して毎日運用しており、この記事の数字はすべてその実データです。

この記事の作り方
下書きはAIが書き、数字と事実は人が元データに当たって確認しています。確認が取れなかった数字は載せていません。


広島から、実測データごと営業支援をしています

この記事の数字は、株式会社hoshimi(広島市中区)が自社の本番運用で実測したものです。同じ仕組み・同じ実測レポートつきで、貴社の営業も運用します。

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